Uターンしたからこそわかる魅力がいっぱい!
住み続けたいと思えるまちづくりが進んでいます。
移住時の年代:20代 世帯構成:夫婦と子ども
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東京のリズムより故郷ののどかさが合っていると実感
井上さんは、美幌町で生まれ育ち、北見市の高校を卒業。東京の大学へ進学し、旭川市や札幌市での勤務を経て、11年ぶりに再び美幌町民となりました。
Uターン前に結婚し、奥さん、2人のお子さんとともに町民ライフを満喫している様子です。「都会では子どもが泣いても見て見ぬフリですが、こちらでは町民の方々が気さくに声をかけてくれます。とても優しいまちです」。
旭川市出身で都会にしか住んだことがなかった奥さんも「不便なのではと思っていましたが、町内で買い物ができるし、困っていることはありません。大手のファミレスやファストフード店はありませんが、家族に手作りのものを食べさせてあげられます」と、都会すぎず、田舎すぎない、ほどよく調和のとれた暮らしが気に入っているとのこと。井上さんも東京のリズムより、故郷ののどかさが自分には合っていると実感しています。
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美幌町の歴史や祭りは貴重な財産
井上さんは最近、まちづくり若者クラブ「びほろ愛し隊」に所属しました。「びほろ愛し隊」は、自分たちのまちを若者目線で盛り上げるために、まちの魅力を町内外に発信する活動をしている団体です。町外の人と町民との交流の場づくりにも力を入れています。
また、井上さんは地域の歴史もあらためて学んでいます。「自分の子どもをはじめ、まちへやってきた方々へ美幌の開拓期など先人たちの足跡をしっかり伝えられるようになりたいです」。
さらに、美幌町のお祭りやイベントは、他のまちと比べて多彩で規模も大きいと気づけました。和牛まつり、夏まつり、冬まつり、美幌神社の秋季例大祭などに町外からもたくさんの見物客が訪れます。「とてもすごいことだと思います。まちの財産ですね!」。
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野菜嫌いだった長女はトマトが大好きに!
「野菜のおいしさには、子どもが素直に反応しています!」と、井上さん。まちに住み始めたとき2歳だった長女は、それまで野菜をあまり食べなかったそうです。「ところが、農家さんにいただいた新鮮な野菜を食べたらモグモグ!嫌いだったトマトも、いまは大好きです」。家族でトマト狩りにも出かけたそうです。
豊かな自然を身近に感じながら、中心部には商業・公共施設が集まり、医療機関もあります。子どもが屋内外で遊べる場所も多く、子育て世代に喜ばれています。
「まちおこしに積極的で、住みたい、住み続けたいと考えてもらえるように動き続けているまちだと思います。若い移住者が増えて、まちの元気のために一緒に活動できたらうれしいです」。一度ふるさとを離れたとしても、懐かしさと誇りを再認識できるようなまちは、子どもたちの健やかな成長を育み続けるでしょう。
井上真輔さんのおすすめスポット
使用する
おしゃれなお店
ワンダー ハンバーガーとパンケーキのお店
「びほろ愛し隊」に所属している川原さんが手がける、おしゃれでシックなカフェ。北海道ご当地バーガーグランプリで準グランプリを獲得したびほろ豚バーガーなど地元食材を活かしたジューシーなハンバーガーとふわふわのパンケーキが大人気です。
営業時間:午前11:30時から午後12時00分
定休日:毎週木曜日