憧れの北海道で念願のパン店を開業。
休日には、自然の中でのんびり過ごしています。

移住時の年代:30代 世帯構成:夫婦
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美幌の担当者の熱心さに移住を決意
山北さん夫妻は、2人とも東京で暮らしていた2012年に結婚。
奥さんのしのぶさんは、オホーツク管内の出身ながら、なかなか帰省できずにいました。もともと自然が大好きだった幸平さんも北海道は旅行したことがなく、結婚の挨拶で初めて新千歳空港に降り立ちました。
レンタカーを走らせると、いままで見たことのない雄大な風景や野生の動物たちに出会い、感動!夫妻ともにいつかは北海道で暮らしたいという憧れが募り、北海道移住フェアなどに参加していました。その中でも美幌町の移住担当者がとても熱心に相談に応じてくれたのが、移住を決めた一番の理由。パン屋として起業するためのテナントも、まるで不動産会社スタッフのように(笑)一生懸命に探してくれたそうです。そして、2016年に美幌に移住して念願だったパン屋をオープンしました。
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人があたたかく、住みやすいまち
2人とも、最初はやはり見知らぬ土地への不安があったと言います。でも、出店前から商店街ギャラリーの勉強会に参加させてもらったり、人をご紹介いただいたり、あたたかな応対にとても安心したそうです。
実際に住んでみると、予想していた以上に美幌町は便利なまちだと実感。日常的な買い物に困らないし、自然が豊かな道東エリアの拠点となっているのも気に入っています。
休日には、2人で公園や森を散策。「住みやすいまちですよ」と、2人で声を揃えます。ただ、そういう良さが美幌町を知らない人にはあまり伝わっていないかもと感じています。「空港にとても近くて、道東の素晴らしい観光地へのアクセスがいい。道外へもっとアピールしてもいいと思います」。
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日常的な自然との触れ合いで心身がリフレッシュ
自然と都市機能のバランスが良く、食も豊かな美幌町。「野菜がびっくりするほどおいしい!」という山北夫妻は、自分たちが提供している惣菜パンにもアスパラガス、ミニトマト、じゃがいも、玉ねぎなど季節の旬の野菜を使っています。他にも、移住して驚いたことがいっぱい!「晴れた冬の朝には、雪の結晶が肉眼で見えるんですよ!感激しました」。ただ、車は北海道に来てから買った方がいいとアドバイス。寒冷地仕様とか塩カル対策とか北国ならではの仕様がいろいろとあるので、ご注意ください。
東京では遠出しないと自然と触れ合えず、日々の疲れが取れにくかった幸平さんは、いまはちょっとした隙間時間でも気軽に自然を楽しめて心身のリフレッシュができるようになったと言います。
夫妻のこだわりパンは町民や旅行者に愛され、店内にはいつもたくさんの笑顔と焼きたてパンの香りがあふれています。
山北幸平さんのおすすめスポット
健康レストラン

カフェレストラン きんぎょ食堂だいず
モチモチの玄米ゴハンや地元食材にこだわり、カラダに優しいメニューを提供している一軒家レストラン。夫婦で営むおしゃれでかわいい店内で、栄養バランスに優れたボリュームたっぷりのおいしい定食が楽しめると人気です。
営業時間:11:30〜14:00 17:30〜20:30
定休日: 毎週火曜日