移住者交流ブログ
行ってみて!美幌町のパン屋さん
こんにちは!美幌町移住コンシェルジュの宮﨑です。
突然ですが、みなさんはお住まいの地域のパン屋さんについてどのくらい知っていますか?近隣以外のパン屋さんにいく機会があまりない、という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、美幌町ならではの「暮らし」の情報として、町内のパン屋さんから5店舗をピックアップして巡ってみましたのでレポートします!
「美幌町民の生活にこんなに密着しているのか…!」「美幌町ならではのパン発見!」など、さまざまなストーリーが見えてきましたので、参考になれば嬉しいです(^^)
①「手作りパン屋さん・しかの」
▶︎ここがポイント!
日本人の口に合った昔ながらのやさしいパンづくり。
市街地から南に車で5分程度。小高い丘の上にある美富地区で、療育病院の向かいに店を構える「手作りパン屋さん・しかの」さん。店内はコンパクトで、やわらかくふんわりとしたパンの香りで包まれています。
創業は約20年前。営んでいるのは、生まれも育ちも美幌町というご夫婦のお二人です。昔、町内でパンの指導員をしていたご主人が、お庭を改装して開いたお店なのだとか。
独自で研究してつくってきたというパンは、日本人の口に合うようなソフトな食感が特徴。まるで、お二人から滲み出る朗らかで優しい雰囲気そのものです。
そんなお二人が、「熱心に、手抜きせず」を意識してつくったパンは、老若男女を問わず愛されており、昔から変わらない味を求めて主に常連さんがいらっしゃるのだそうです。
▶︎これがおすすめ!
よく売れるというのは、定番のあんぱんやクリームパンのほか、きんぴらごぼうパンやチョコデニッシュも人気なのだとか。
また、オリジナルの「ずんだあんぱん」や、水や牛乳の代わりに豆乳100%でつくった店主開発の「豆乳ブレッド」はぜひ一度ご賞味あれ。
→オリジナルのずんだあんぱん(左)、こだわって開発した豆乳ブレッド(右)
【店舗情報】
店舗名 :手作りパン屋さん・しかの
住所 :北海道網走郡美幌町 美富8-7
電話 :0152-72-4627
営業時間:10:00〜18:00(定休日:日・月・木曜日)
駐車場 :店舗裏、10台程度
決済方法:現金、d払い
②「焼きたてパンの店 ベーカリーほそかわ」
▶︎ここがポイント!
創業50年以上。長く愛される老舗パン屋さん。
市街地内で、美幌小学校の向かいに店を構える「焼きたてパンの店 ベーカリーほそかわ」さん。広々とした店内で目に飛び込んでくるのは、豊富なラインナップのパンたち。ラジオも流れており、居心地の良さと同時に、どれを選ぶかワクワクが高まります。
創業は約50年前で、なんと3代目。町内では一番老舗のパン屋さんと言われています。現在は、叔母さま、お父さまから引き継いだ娘さんが、ご家族で経営されています。
→広々した店内と老若男女に愛される豊富なパンのラインナップ。
代々変わらない味を守りつつ、その時々に合わせた商品も製造。
特に注目したいのは、大きめのパンの種類の多さ。家族で分け合ったり、ちょっとした集まりのお土産にちょうどいい、と買って行かれる方が多いのだそうです。
さらに、ベーカリーほそかわさんのパンは、現在地元の小中学校の給食にも使われており、子供達の成長を支えています。
▶︎これがおすすめ!
よく売れるというのは、老若男女に人気の「豆パン」。あんぱんやクリームパン、メロンパンやあんドーナツなどの甘い系も定番とのこと。
また、美幌町で作られている豚醤をつかった「びほろあんぱん」はここならではのオリジナル商品なので、ぜひご賞味ください。
→人気の豆パン(左)、オリジナルのびほろあんぱん(中)、複数人で楽しめる大きめのパン(右)
【店舗情報】
店舗名 :焼きたてパンの店 ベーカリーほそかわ
住所 :北海道網走郡美幌町 西2条北2丁目
電話 :0152-73-1317
営業時間:10:00〜18:00(定休日:日・木曜日)※なくなり次第終了
駐車場 :店舗前、5台程度
決済方法:現金
③「まちのパン屋さん 美富ベーカリー」
▶︎ここがポイント!
目を惹くミントカラーの明るい店内。各所に感じるワクワク。
美富地区に戻ると、さらにもう一つパン屋さんがあります。それが、「まちのパン屋さん 美富ベーカリー」さんです。6年前、市街地にあるレストラン「まちの洋食屋 らぐぅ」さんで作っているパンの製法をもとに、パンの部門に特化して新設したのが始まりとのこと。
特徴的なのは、店内に入ると飛び込んでくるイメージカラーの水色。パンの色が惹き立っているだけでなく、明るくおしゃれな店内は何度も訪れたくなります。
→店長の矢内さん。水色が特徴的な店内には、日本人の口に合わせたハード系のパンが並ぶ。
パンの香りが広がるのは、10時の開店のタイミング。オープン後に次々と来店するお客様の姿がありました。特徴的なのは、本格的なハードパン系のパンの種類の豊富さ。店長の矢内さんにお聞きしたところ、地域の農家さんの野菜や、季節の食材も活かしながら作っているとのこと。各商品の説明書はすべて矢内さんの手作りで、パンの由来や食べ方など、遊び心あふれる一筆に要注目です。
ちなみに、美富ベーカリーさんのパンは、地元の高校の売店でも販売されています。
▶︎これがおすすめ!
美富ベーカリーさんの代名詞といえば、「メロンパン」。ノーマルをはじめ、様々な種類が楽しめます。オーバーナイト製法という、パン生地を一晩寝かせる技術で、ふわふわかつもっちりとした仕上がりに。まるで漫画から飛び出たような大きくて丸い形と、カラフルなラインナップは心躍ること間違いなしです。
→かぼちゃ、コーヒー、抹茶などの各種メロンパン(左)、1口サイズがセットになったミニメロンパン(右)
【店舗情報】
店舗名 :まちのパン屋さん 美富ベーカリー
住所 :北海道網走郡美幌町 美富29番地1
電話 :0152-77-3393営業時間:10:00〜15:00(定休日:水曜日)駐車場 :店舗前、5台程度
決済方法:現金、クレジットカード、各種電子決済
④「レフボン 美幌店」
▶︎ここがポイント!
「北海道のパン屋さんといえばレフボン」をめざして。焼きたてにこだわりあり。
美幌町内にある大型スーパーの一つ、コープさっぽろびほろ店の入口すぐにあるのが、「レフボン 美幌店」さん。「北海道でお客様の暮らしに一番近いパン屋さん」をコンセプトに、道内で展開するパン屋さんです。
→焼きたてにこだわった店内。厨房の様子が見られるのもポイント。
今回お話しを伺ったのは、店長の金子さん。
「焼きたてのパンをご提供することを大切にしている」とのことで、タイミングが合えば、レジに持ってきたパンを焼きたてのものに変えるようにしているのだとか。売り場からも焼き釜と焼きたてのパンが見える店内は、いかに「焼きたて」を大切しているかがよくわかります。特に9時〜10時半、11時半〜12時半に焼きたてに出会えることが多いとのことです。
また、ここ数年は道産食材の使用も積極的に行っているそうです。
▶︎これがおすすめ!
人気no.1は「ロイヤルミルク」、続いてno.2が「ウインナーロール」です。ちなみに、美幌町ではデザートパンよりもお惣菜パンが比較的人気とのこと。
さらに、各店舗にはオリジナルのパンが必ず2〜3種類あり、近隣地区では美幌店だけが販売している「じゃがバタ」が人気なのだそうです。
→甘いミルクソースが練り込まれたロイヤルミルク(写真左・奥)、ウィンナーロール(写真左・右下)、隠れ名物じゃがバタ(写真右)
【店舗情報】
店舗名 :レフボン 美幌店
住所 :北海道網走郡美幌町 三橋南3-1 コープさっぽろびほろ店内
電話 :0152-77-3031
営業時間:夏季9:00〜17:00(定休日:なし)※17:00〜21:00はコープ店内で購入可
駐車場 :コープさっぽろ びほろ店前、225台程度(共有駐車場)
決済方法:現金、クレジットカード、各種電子決済
⑤「小麦の奴隷 美幌峠店」
▶︎ここがポイント!
見ていて楽しい!食べて美味しい!「地方活性型エンタメパン屋」さん。
美幌町の一大観光地である、美幌峠にあるのが「小麦の奴隷 美幌峠店」さん。美幌峠にある道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」の中に出店されています。ホリエモンこと、堀江貴文さんのオンラインサロンから生まれ、日本全国に展開するパン屋さんで、そのキャッチーな名前から知っている方も多いのではないでしょうか。
名物の「ザックザクカレーパン」は、衣がクルトンでできていて、その歯ごたえが特徴的。日本カレーパン協会主催の「カレーパングランプリ」では、4年連続で金賞を受賞した実績も。
→各種パンは個包装なので、観光のお供にぴったり。店長の山内さんに店舗共通の「奴隷ポーズ」をしていただきました。
今回お話しを伺ったのは、店長の山内さん。
美幌店では、峠という厳しい気候の条件があるため、特に温度管理にこだわっているとのこと。また、観光地だからこそ、接客にあたっては「初めましてのコミュニケーション」を大事にしているそうです。
また、ぐるっとパノラマ美幌峠は2階に広々とした休憩スペースがあり、レンジやトースターも完備。購入したパンを温め直して食べながら、美幌峠の景色を楽しむこともできます。
▶︎これがおすすめ!
美幌峠店では、「ザックザク北海道産玉ねぎ入りチーズカレーパン」を新しく発売。さらに、1日5食限定の「びほろ和牛カレーパン」も登場。遊び心あふれる商品の数々をぜひお楽しみください。
→店頭のカレーパンコーナーの様子(左)。新メニューの「ザックザク北海道産玉ねぎ入りチーズカレーパン」(右)は、定番の「ザックザクカレーパン」と同様にクルトンの歯応え抜群。後に玉ねぎの旨みが詰まった濃厚チーズカレーが溢れ出る。
【店舗情報】
店舗名 :小麦の奴隷 美幌峠店
住所 :北海道網走郡美幌町 古梅ぐるっとパノラマ美幌峠内
電話 :0152-77-6001
営業時間:夏季9:00〜18:00、冬季10:00〜17:00(定休日:なし)※なくなり次第終了
駐車場 :ぐるっとパノラマ美幌峠前、120台程度(共有駐車場)
決済方法:現金、クレジットカード、各種電子決済
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以上、町内のパン屋さんから、5店舗をご紹介しました。
個性豊かなパンの数々に、推しパンも見つかるかもしれませんね。
ぜひ一度巡ってみてはいかがでしょうか?