移住者交流ブログ

自力でタイヤ交換をしてみました!

こんにちは!美幌町移住コンシェルジュの一戸です。
北海道では先日、各所で初雪を観測しました。車社会の美幌町では冬に備えてこの時期、多くの方がタイヤ交換をします。遠出をする予定がある方は、概ね10月下旬にはスタッドレスタイヤに履き替えます。

タイヤ交換は大きく分けて自動車屋さんに頼むか、自力で交換するかの2つの方法があります。今回は自力でタイヤ交換に挑戦をしてみましたので、その実施レポを皆さんにご覧いただこうと思います。

主に使う道具は2つ。ジャッキという車体を上げる道具と、トルクレンチというナットを締める道具です。レンチにはトルクレンチとクロスレンチがあり、それぞれメリットとデメリットがありますので、ぜひご自身に合ったレンチをご使用ください。

早速ジャッキで車体を持ち上げていきます。今回は車載のパンタグラフジャッキを使用してジャッキアップをしました。輪止めがあれば、車が動くことを抑制できるため設置をするのがオススメです。

ジャッキには、パンタグラフジャッキと油圧ジャッキがあります。それぞれメリットとデメリットがあるようなので、ぜひご自身でジャッキアップをする際にはネットで調べた上で適したジャッキを選ぶことをオススメします。

ジャッキでタイヤを浮かせた後、タイヤを固定しているナットを緩めていきます。最初は力が必要であるためトルクレンチを使いますが、緩んだ後は手で回す方が早いためレンチ先端部品を使って手で緩めていきます。

5つのナットを全て外すと、タイヤが取れるようになるため外します。外したタイヤは作業エリアからは少し離してまとめておき、後ほど車に積み込みました。

その後、スタッドレスタイヤを受けのネジに合わせてはめ込み、ナットを締めていきます。ここでも最初は手で回していき、ある程度締めた後にトルクレンチで締めていきます。締める際はそれぞれのナットを対角線になるように順番に締めるのがコツです。

トルクレンチは、各車種に設定されている適正トルク(締め付けの力)に調整できるレンチです。本締めの際に「カチッ」という音がしたらそこが適正トルクということなので、そこで締める作業をストップし、それ以上の増し締めはしません。

ここまでの工程を4輪それぞれで実施をして、タイヤ交換完了となります。準備から片付けまでの時間を含めておおよそ1時間程度で、自力でタイヤ交換をすることができました。

美幌町に移住をしてから町民の方に伺うと、みなさん概ね10月末〜5月の連休明けくらいまでスタッドレスタイヤを履くことをオススメされます。その理由は、5月の連休明けまでは雪が降る可能性があるからとのこと。実際に、2024年5月25日には美幌峠で雪が降り、5月の連休まで履いておくべき理由を実感しました。

今回は自力でタイヤ交換をしましたが、もちろん車屋さんで交換をお願いすることも可能です。ご自身でタイヤ交換をされる際は、よく調べた上で安全に交換されることをオススメします。

冬の美幌町は、基本的に雪道になります。お越しの際はスタッドレスタイヤの車で安全にいらしてくださいね。皆様のお越しを美幌町でお待ちしております!

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